天高く

昨日はおふくろが通うリハビリの運動会でした。
もう3回目?なかなかおふくろの状態は改善されないけど、それも運命。
運命と宿命…それはまた後日!
関係ないけど、今日の天声人語が面白かったので転載します。
日本は工業大国だ!なんていう妄想からぼちぼち開放された方がいいんじゃないのかな。
クルマもデンキもたった50年くらいでズタボロじゃん。
ものづくり再生?ないよ、そんなもん。
農林水産業という生活に必需な一次産業をないがしろにしたツケが今まさに・・・
さ、時代の遺物になりつつある”バイク”乗りに行ってこよっと!
50年前の全日本自動車ショーで、トヨタはドアのない車を世に問うた。大衆車を2人乗りの未来風スタイルに仕立てた、パブリカスポーツだ。戦闘機のように、屋根ごとずらして乗り降りする仕組みで、2台のみの試作だった。
今はなきこの車を、今年夏、「愚かな車好き」を自称するトヨタOBらが復元した。残る図面や写真を元に、5年がかりで組み上げたそうだ。同好のひいき目を割り引いても、それだけの価値はある。
パブリカスポーツの斬新さは、ショーの話題づくりに終わらず、1965年のトヨタ・スポーツ800に結実する。時代を画した車は好き嫌いが分かれるものだが、愛称「ヨタハチ」を悪く言う人を知らない。
後に80点主義と評される会社にしては珍しく、技術陣が「まじめに遊んだ」一作である。さすがにドアはついたが、優れた空力デザインと軽量が非力を補い、評論家の徳大寺有恒氏によればミズスマシのごとく走った。
以後、国産車は大きく華美になるばかり。小型スポーツカーは定着しなかった。くねる道を人車一体で駆ける楽しさを知らずに、車社会は老いへと向かう。内に成熟市場、外には過当競争。車のみならず日本メーカーをさいなむ虎狼(ころう)である。
名だたる家電ブランドの苦境も、内外の消耗戦の結果だ。抜け出すには、青いが熱かった半世紀前に立ち返るのも手だろう。「こんなものができたら面白い」と。今昔の車好きを夢中にする遊び心こそ、ものづくり再生のカギに思えてならない。
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