権謀術数

この日記は近い将来「こんな人もいたなぁ」「こんな仕打ちにあった時期もあったなぁ」と振り返り「オレは他人には真反対で接する」と決意を新たにするための”わたし自身の備忘録”です。

【権謀術数】(けんぼうじゅっすう) from Wikipedia
権謀術数とは、主に社会・集団において物事を利己的な方向へ導こうとするための技法の総称。
「権」は権力、「謀」は謀略、「術」は技法、「数」は計算を意味するとされる。

[概要]
権謀術数は、集団内における自身の地位・評価を高めるために、主に話術によって展開される場合が多い。日常の会話や主義主張を述べる際、自己の利益につながる情報を織り交ぜ、聞き手からの印象をいかに変化させるかという行為が該当すると思われる。
この時織り交ぜる情報は事実に基づいた情報である必要はなく、虚実や他者の悪評・誇張など、利己的な情報であればその真偽や適正は無関係である。要点は、いかに相手に情報を信じ込ませ、その情報を刷り込むかの一点である。その為、権謀術数を用いる者は愛嬌・相鎚・大げさな身振り手振り・はっきりとした口調・笑顔等を駆使し、好印象や強い印象・信頼を相手に刻もうとする。
いい印象が話し手に付加される事で、聞き手はその内容を真に受けやすくなる。こうなると、話し手は利己的な情報を聞き手に受け入れさせる事が容易になり、話し手に都合のいい行動へと誘導される事になる。詐欺師の騙しの技法はその例と言える。
権謀術数は他者から自分への評価を高めたり、排斥したい他者を陥れるのに用いられる。また、責任追及を回避する事にも使用される。

[実用例]
・上役に、ある問題を解決した当人がいない所で、自分がその問題に対し大変な苦労をしたように雄弁を振るう。上役は当人ではなく語った者を解決者と誤認する。
・排斥したい他者の行動を語る際、誇張と虚実を加えて周囲に語る。後に当人がいる時、周囲の前で当人に確認を求める。確認を求めたのが誇張と虚実の部分を除いた本当の事の部分の為、周囲は誇張と虚実を加えた全てを当人が認めたように誤解する。
・過失を生じさせた場合、それが仕方の無い事、外的要因がある事のように話を誘導する。もしくは、話自体をそらそうとする。自身が責任を追及される方向に話を持っていかないように話術・ジェスチャー・愛嬌を駆使する。
・集団内の他者達に賛辞を送る場合、あえて特定の個人の名を外す。
これはその特定の個人に疎外感を与える事が目的と考えられるが、その特定の個人が その行為を行った者の価値観に何の関心も持っていなければ、その行為自体が無意味な事である。
・集団内の地位向上を図るものであれば、下記のようなものがある。
集団内において、進んで基幹となる仕事を請け負う。
→集団内の要点を一手に握る。
→自分がいなくては物事が前に進まない状態を作り、集団内でその構成員に自分の価値を認識させる。
→集団内に細かく指示を出し、従わない者は話術により村八分にしていく。他の構成員は孤立に対する恐怖から、次第に指示に逆らわなくなる。
→失敗については詭弁と愛嬌により自分の過失を断じて認めず、責任を他者に求める。これは集団内における信用と体面を失わない為である。
→自身の掌握する要点の範囲を広げていく。この事で、集団内における発言力が高まる。
上記のような手順での成り上がり方は、官・民の企業組織等に多く見られると考えられる。
他の例と同様、自己の利益が目的であり、集団の利益と他の構成員の利益は目的には含まれない。

[弊害]
上記のように、権謀術数とは結局は情報操作であり、事実を歪曲させる手法である場合が圧倒的に多い。結果、様々な存在の評価・価値を誤認させる事につながる。これは物事の合理性や効率を落とす行為であり、大抵の場合状況を悪化させる。

[利益]
集団のモチベーションを高めたり、結束を高める事に権謀術数が用いられる場合もある。
打開が困難な状況で事態が好転するかのような偽情報を流して励ましたり、危機感を過剰に煽る事で集中力や危機意識を高めさせたり、一人の失敗で意気消沈してる集団に別な話題・別な考え方を提示したりする事は、権謀術数を用いて状況を好転させていると言える。
ただ、この場合の権謀術数で利するのは自己ではなく集団だと言えるので、目的が、私益のみを追求した上記のものとは大きく異なる。