明師良友

今日のメルマガより
【明師良友】
明師良友は我々の隠れたる内在の性に通ずる道を拓(ひら)き、
我々をこの道に鞭撻(べんたつ)する。
我は何であるか。
真実何を有(も)つかを徹見(徹底的な理解)せしめる。
人には種々の豊富な潜在的能力(才徳)があるが、
ちょうど色彩に対する鋭敏な感覚を有する画家の作品によって、
はじめて我々も自然における色彩美を感知し、
今まで単純な音響しか聞く耳を持たなかった者が、
微妙な音楽家の弾奏によって
はじめて音楽の世界を発見するように、
人の潜在的能力も明師良友を待ってさまざまな風情を現じ、
徳音を発する。
          『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊)