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遊休別荘地を利活用した電動バイクアクティビティの整備と運営

事業主体:美容室ジック・ヘアー 佐古
企画提案:でじたるてっく 久保

はじめに

美容室ジック・ヘアーの概要

1994年にわたしが個人事業として創業しました。
当社の強みは①安全な薬剤を使用することで従業員とお客様に安心と安全を提供できる事②社員の離職率が低くお客さまに安心してご来店頂いている事③絶えずアンテナを張り最新の技術獲得に力を入れている事です。
近隣のお客様からの信頼を得て、固定客中心の地道な経営に徹して現在に至ります。

店舗の座席数はセット面が4席とカウンセリングルーム1席があり、技術提供や相談支援のみならず結婚式など着付けでの使用にも対応しています。常勤の技術者はわたしを含めて2名です。

上記のとおり従前より地域密着型のサービス提供を継続する一方で、近年では2020年以降のコロナ禍における予測不能な売上減少に対応するとともに経営環境を改善するため、衛生管理を徹底した店舗改装やウエブサイトでの積極的な情報発信、ショッピングサイトの運営による新たな販路開拓にも取り組んでいます。

お客様の声

2022年後半よりコロナウイルスによる行動制限が緩和され、美容室の経営も徐々に回復する方向となっています。お客様とも以前のようにサービス中の会話ができるようになりました。

そんな会話の中で「コロナ禍以前より外出することが極端に少なくなった」「レジャー施設も閉鎖もしくは営業規模を縮小したところが多く、子供と一緒に外で遊ぶ機会が減った」「なるべく室内で過ごすようにしていたためものすごく運動不足を感じる」といった体を動かすことや子供とのコミュニケーション、健康に関するネガティブな内容が多く見受けられました。

わたしたちが生業とする美容の仕事とお客様の健康とは密接な関係があるため、見過ごすわけにはいかない非常に気になる内容でした。

塚原トレーラーハウスについて

1997年わたし個人で由布市湯布院町塚原に不動産会社H(以下H社)が開発した別荘地「星降るビレッジ」の一区画にある共同オーナー制トレーラーハウスの権利を購入しました。

トレーラーハウスとはタイヤのついたシャーシの上にベッド・キッチン・トイレ等が設備された小さな家のような建物が乗っているものです。基本的に自動車でけん引した移動先で住宅や店舗として定住することを目的に作られています。

塚原トレーラーハウスは300坪程度の敷地にトレーラーハウスを複数配置して、会員制の宿泊レジャー施設としたものです。

購入当時は他のオーナーも活発でにぎわっていましたが、H社の開発方針に一貫性がなく管理費も徴収はするもののほとんど手付かずの状態に陥り、加えて歳月が経過するとともに個々のオーナーも高齢になって利用する機会がほとんどなくなり寂れていく一方になってしまいました。

わたし自身はまだ幼かった子供達と一緒に遊んだ購入当初のにぎわいを取り戻したいとの思いが強く、H社より「星降るビレッジ」の管理を引き受けるとともにトレーラーハウスの権利も譲り受け、オーナーの皆様に連絡を取り今後の運用について一任を受けました。

塚原トレーラーハウスをビジネスとして活用するためのアイデア

塚原トレーラーハウスには実際のトレーラーハウスは1基しか残っていませんが、別荘地の中の一区画が以前トレーラーハウス群だったという意味で便宜上「塚原トレーラーハウス」と呼びます。

その塚原トレーラーハウスの活用方法について友人知人や美容室のお客様にキャンプ場、バーベキュー施設、ドッグラン等々いろいろなアイデアをいただきました。
しかしどれも他に既存の施設が多く存在し、後発の参入で競争力を持った独自性のあるアイデアとは言えず、最初の取り組み方によっては一過性のブームは起こせるかも知れませんが、時間とともにトレーラーハウスと同じような経過をたどるイメージしかありません。

そんな中で『電動バイクのレンタルとスポーツ走行のアクティビティ施設』として再利用するのはどうかとの案をいただきました。

電動バイクは国内で乗っている人はまだ多くないものの「モーター駆動なので音が出ない」「ガソリンやオイルが不要なのでエコ」「またがった時でも身長160cm程度で両足がべったり」「子供用の小型電動バイクも販売されている」「軽くて低パワーなので自転車感覚ですぐに乗れるようになる」「私有地で乗るのに免許は不要」等々、手軽なレジャー車両として人気が出つつあるという現状を知りました。

美容室のお客様との会話でアフターコロナの運動不足や親子のコミュニケーション不足を実感していたところでもあり、レンタル車両によるスポーツ走行をアクティビティとして運営するアイデアに非常に関心を持ちました。

塚原トレーラーハウスは高速大分道由布岳スマートICから車で8分、由布院駅から15分程度の場所にあります。地理的な好条件が揃っているので集客には非常に都合がよいと言えます。
また、別荘地の一番奥の立地なので不特定多数の第三者が入ってくることもなく安全対策を施しやすい利点もあります。
バイク走行には広大な敷地が必要なのではないかと思いましたが、体験走行にはむしろ何かあった時にスタッフがすぐに駆け寄って対応できるような安全性を確保できる程度の広さがよいということで、塚原トレーラーハウスは最適なのではないかと考えました。

また、大自然に囲まれた避暑地として最適な気候や美しい星空、周辺には牧場・カフェ・飲食店といった店舗や観光資源が点在し、少し足を延ばせば国内有数の観光地である湯布院にたどり着くという好立地を活かしたアクティビティも計画できます。

これは今後のモータリゼーションにおける低炭素化に向けた持続可能で将来性のあるビジネスになります。
地域振興を織り交ぜた近未来志向のレジャービジネスとして取り組むことができます。

近い将来の脱炭素社会実現に向けて、観光地やレジャー施設も低炭素化が求められています。
電動バイクのスポーツ走行という非日常体験ができるうえに、家族とともに環境にも配慮した休日を過ごすことができます。

電動バイクについて

電動バイクと言えばタレントの出川哲朗さんがバッテリーの充電をお願いしながら目的地を目指す旅番組で使用される電動バイクのイメージが一般的だと思います。番組開始当初は排気ガスの出ないクリーンさとわずかな電気代で走行できるエコ感覚が斬新でしたが、今では坂道を登るパワーもなく充電もすぐ切れてしまうといったネガティブなイメージが定着してしまいました。

現在国内メーカーが一般的な乗用として市販しているのは番組で使用されるヤマハ発動機のスクーター型電動バイク(台湾製)と本田技研工業が今年発売したスクーター型電動バイク(中国製)の2機種のみというのが現状です。

このアクティビティで使用するのは海外製の電動モトクロスバイクと呼ばれるスポーツタイプの電動バイクです。

モトクロスとは

競技専用車であるエンジン式モトクロスバイクを用いて、未舗装地に作られたレース専用周回コースで順位を競うオートバイ競技の一つです。

コースにはいくつもの急勾配や大小のジャンプが設けられており、ダイナミックに飛び越えるその走りは若者を中心に人気を博しています。また路面コンディションがレースの進行とともに変化するため、臨機応変なライディングテクニックや状況判断、フィジカルの強靭さが求められます。
近年では小学生・中学生といった年少者の競技者も多く、スポーツとして家族で楽しんでいる方や女性の競技参加者も増えています。

国内では一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会が発行する競技ライセンス所持者による地方・全日本選手権レースの他、一般の主催者によるいわゆる草レースといったイベントや技術スクールイベントも各地で開催されています。

全日本モトクロス選手権レディスクラスの様子

全日本モトクロス選手権レディスクラスの様子

電動モトクロスバイクについて

電動モトクロスバイクは非常に新しいカテゴリーの乗り物で、エンジン式モトクロスバイクのようなレース競技はまだ確立されていません。
モトクロス競技車両というよりは、未舗装路のスポーツ走行も楽しめる手軽な電動バイクという位置付けです。

まだ国産のメーカーはありませんが、日本に初輸入されてから3年も経っておらず、次世代モビリティとしての話題性や脱炭素社会に向けた大きな独自性を持っています。

また多くの方に「機会があれば乗ってみたい」という潜在的なニーズがあるにもかかわらず、未舗装路の体験走行ができる施設が国内に2箇所しかないのが現状です。
実際にバイクショップやモトクロスコースでエンジン式バイクに乗る方へ口頭でアンケート調査を実施した結果、100%の方が「乗ってみたい」「体験走行ができる場所があれば行きたい」といった肯定的な回答でした。
輸入元や販売代理店が開催する試乗会は毎回大盛況という話ですが九州での開催はありません。

現状ではモトクロス等オートバイ競技大会の会場において試乗会や子供同士の模擬レースがイベントとして併催されていますが、どのイベントも非常に関心が高まっていて大盛況となっています。

電動モトクロスバイクの詳細

今回導入を検討している『SUR-RON/サーロン』は2014年に設立された中国のメーカーで、重慶に車体開発の拠点を、杭州にスマートシステムの開発拠点を置き、電動バイク開発をスタートさせました。そして2017年より中国本土はもちろん、欧州や北米にて電動バイクの販売を開始。オフロード用のオートバイとオフロード用の自転車をミックスしたような軽量でスリムなボディと、モーターならではのスムースで力強い走りによって、多くのオフロードファンの間で瞬く間に人気となりました。

見た目のスリムさから電動アシスト自転車のようにも見えますが、100%モーター駆動による自動二輪車になります。
ブレーキは自転車と同じ右手が前ブレーキ左手が後ブレーキ、モーター駆動なのでクラッチやギアチェンジはありません。
公道走行のできない競技仕様のモデルと原動機付自転車のナンバーを取得して公道走行可能なモデルがあります。
電動モトクロスバイクに限らず公道を走行しない場合は運転免許は必要ありません。

また、最近ではガソリン等の燃料が不要であったりオイル交換の必要がないといったメンテナンスの手軽さや出力をダイヤルで制御できる安全性から、子供用の電動モトクロスバイクが爆発的なブームとなっています。
こちらは愛知県の株式会社ダートフリークが輸入販売する『ヨツバモト』が日本国内で唯一無二の存在です。

SUR-RON【Light Bee L1C】公道走行可能モデル

車両区分 第二種原動機付自転車(原付二種)
免許区分 小型限定普通二輪免許
サイズ 1860mm×830mm×1245mm
シート高 830mm
サスストローク F200mm・R210mm
車両総重量 約47.2kg(バッテリー装着時59kg)
定格出力 1KW(最大出力6KW)
最高速度 45km/h(75km/h)
最大走行距離 約75km(40km/h)
バッテリー 60V/40Ahリチウムイオン
充電時間 約4時間
タイヤ 70/100-19
価格(税込) 691,900円
製品紹介ページ

SUR-RON【Light Bee L1J】公道走行可能モデル

車両区分 第一種原動付自転車(原付一種)
免許区分 原付免許・普通自動車免許
サイズ 1860mm×835mm×1215mm
シート高 780mm
サスストローク F150mm・R177mm
車両総重量 約44kg(バッテリー装着時52kg)
定格出力 600W(最大3KW)
最高速度 25km/h(60km/h)
最大走行距離 約70km(20km/h)
バッテリー 50.4V/20.3Ahリチウムイオン
充電時間 約4~5時間
タイヤ 70/100-17
価格(税込) 447,700円
製品紹介ページ

子供用ヨツバモト【Meow 16-Ⅱ】

対象年齢の目安 4~8才
許容体重 45kg
サイズ 1225mm×490mm×690mm
シート高 470mm
サスペンション FRとも固定
車両総重量 約12.0kg
定格出力 250W
最高速度 速22/普12/遅7km/h
連続走行時間 速35/普70/遅120分
バッテリー 24V/4.0Ahリチウムイオン
充電時間 約2.5時間
タイヤ 2.125-16
価格(税込) 109,780円
製品紹介ページ

子供用ヨツバモト【WOOF16】

対象年齢の目安 7才~
許容体重 55kg
サイズ 1365mm×600mm×790mm
シート高 563mm
サスペンション Fテレスコピック・Rスイングアーム
車両総重量 約24.5kg
定格出力 750W(最大1.5KW)
最高速度 40km/h
連続走行時間 60分
バッテリー 48V/10.0Ahリチウムイオン
充電時間 約3時間
タイヤ 2.4-16
価格(税込) 209,000円
製品紹介ページ

湯布院塚原EVパークの構想

電動モトクロスバイク所有者のほとんどがエンジン式バイクの経験者であり、子供のユーザーも親の意向や影響で乗り始めたケースが多く、親子ともにバイク未経験者の場合はイベント参加にさえとても高いハードルがあるのが現状です。

また、歴史が長く世界有数の国内バイクメーカーが製造するエンジン式車両に対する安心感は非常に高く、海外製の電動バイクはまだ潜在的なニーズにとどまります。

そこで、購入を検討しているが近隣でイベントが開催されていなかったり、関心はあるがイベント参加には躊躇してしまうような方々でも親子で気兼ねなく楽しんでもらえる、電動バイクのレンタルとスポーツ走行のアクティビティ施設『湯布院塚原EVパーク』を整備・運営します。
またライディングスクールやマナースクールを開催して電動バイクの認知度と安全意識の向上を目指します。

『湯布院塚原EVパーク』というネーミングは「湯布院塚原にあるEVを体験できる場所」という意味と「湯布院塚原をEVの中心地にする」という願いを込めています。

①ハード面の整備

現在のトレーラーハウスを移動したり解体や改修を行い、体験走行用常設コースや休憩エリアを造成します。

敷地内にあるコミュニティハウスを改修して、食事や休憩のメインスペースとして活用します。
トレーラーハウスは老朽化が進んでいますので利用者には提供せず、目立つ場所に移動してパークの看板兼シンボルとします。
トイレとボイラー式の風呂は必要箇所を修理して利用者に提供できるよう整備します。

メインスペース前のコンクリートを張り替えて駐車場兼多目的スペースとして整備します。
子供のライディングを親が応援したり、休憩場所やスクールの開催エリアとします。
トレーラーハウス移動後のスペースを初心者や子供の初期練習エリアとします。
30m四方程度の未舗装のスポーツ走行用常設コースを造成します。(←K氏との交渉が必要)

作業内容 コンクリート張り替え、外壁塗装、水回り補修、トレーラーハウス移設、樹木移植

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②ソフト面の整備

大人用の電動バイク2機種計6台、子供用の電動バイク2機種計10台を購入してレンタル車両とします。
遠征用のトランスポーター車両を1台購入します。

予約機能やショッピングサイト機能を備えたウエブサイトを制作します。
現地にインターネット環境を整備して、SNSを活用した宣伝活動や体験走行のライブ配信を実施します。
子供が夢中で電動バイクに乗る姿を留守番のお母さんや遠く離れた実家のおじいちゃんおばあちゃんも見ることができるようにします。

監視カメラを複数設置して機材の盗難防止や宿泊者に対する防犯監視を徹底し、顧客に安心安全を提供します。
テントやバーベキューコンロ等のアウトドア用品を揃えて、道具を持っていない顧客や急な宿泊、災害等の非常事態に備えます。
AEDを設置して万が一に備えるとともに消防等にお願いして地域の方々も自由に参加できる定期的な使用手順の講習会を実施します。

③産業としての電動バイク

将来的な目標として、電動バイク運用のノウハウを活かして大分県内の産学と連携した大分発の電動バイク開発も視野に入れます。
県内企業に限らず国産車両開発時には数々のデータを提供できるようにします。

電動バイクは遊び道具やスポーツの道具としての利用だけではなく、接続したリアカーに道具を積載して山間部の田畑へ作業に出かけたり家畜の放牧地をパトロールしたりすることのできる手軽な一次産業用の作業車両として、また悪路走破性の高さから災害時に現地へ向かう第一陣の確認用車両等々にも活用できるのではないかと考えています。そのための操縦者を育成することもできます。

湯布院塚原EVパークの運営

当初は電動バイクのインストラクター兼湯布院塚原EVパークの運営責任者1名と2名程度のスタッフで基本的な運営を行います。
1拠点あたりインストラクター3名と運営スタッフ5名程度の常時雇用と複数拠点の展開を目標とします。
スタッフはできる限り地元からの雇用創出に努めます。

❶常設コースのスポーツ走行アクティビティ『塚原パークライド』

多くの方の「乗ってみたい」というニーズを満たすことを主眼として、座学での安全講習とビギナー向けレッスン、常設コース体験走行のセットとします。リピート客にはレベルに応じたレッスンを交えたコース走行によってレベルアップしてもらいます。

常設コースはフルパワーでスピードを競う方向性ではなく、安全にスタートして止まる曲がるデコボコを走破するといった基礎的な走行体験ができるようなレイアウトにします。
レイアウト作りは主にパイロン(三角コーン)を使用し、人工障害物やコースアウトを防止するクッションパッドを設置します。
適度なスポーツ走行ができるようなコース設定にすることで、安全にアフターコロナの運動不足解消と健康増進に役立てていただきます。

保管場所の問題等があり自分の車両が所有できない方はリピート会員として価格を優遇し、何度もリピートしてもらえるように誘導します。
大人用も子供用もパワーの異なる2機種を導入して、スキルアップによる飽きがこない運用にします。

常設コースだけでは満足できない程度にスキルアップした方は、より広い本格的なモトクロスコースへ一緒に遠征して更なるステップアップを目指していただくことも可能です。テクニックだけではなく競技としてのコース走行マナーも身につけていただけます。

一番力を入れたいのが親子でのスポーツ走行アクティビティです。
追走や並走で一緒に体験走行してもらったり、別々の時間帯での体験走行でお互いの経験を伝えあったりして家族で楽しさを共有してもらいます。家庭内のコミュニケーション向上が青少年の健全育成にもつながります。

❷地域観光ツーリング体験アクティビティ『湯布院観光ライディング』

大人用電動バイクの2車種は公道走行可能モデルを選択し、ナンバー登録をして公道での体験走行ができるようにします。
原付登録の車両なのでレンタカーとしての申請等は必要ありません。
保険等のバックアップ体制を考慮した上で、単純な体験走行とラリー形式のツーリング体験走行を企画します。

単純な体験走行は自動車の試乗のようにスタッフ同行で決まったコースを走行します。
購入の検討などにも役立ててもらいます。

ツーリング体験走行では近隣の飲食店や商品販売店と連携させていただき、飲食や買い物をする間に充電したり訪問した先々でスタンプラリーを楽しんでもらいます。
スタンプラリーは実際にスタンプを配置するわけではなく、いくつかの観光スポットにてスマホで写真を撮ってもらい、観光スポット到達の達成度合いによって景品やポイントを進呈するといった企画にします。
1充電当たりの走行距離に制限があるため、いくつかのコース設定を行いスタッフが同行します。

電動バイクをトランスポーターに積載して移動すれば、県内の観光スポットを拠点に近隣をコース設定して散策するといったアクティビティも企画することが可能です。

❸宿泊を含んだスポーツ走行アクティビティ『湯布院塚原キャンプライド』

敷地内でのキャンプやコミュニティハウスでの宿泊にも対応してアウトドアスポーツを堪能していただきます。
なんでもおまかせのグランピングではなく、なんでも自力の本格的アウトドアを目指します。
ボイラー式の風呂よりも広い温泉施設を希望する顧客には自動車で15分程度移動してもらい由布院温泉を満喫していただきます。

週末の初日にパークへ移動~午後は最初の体験走行~夕方移動して温泉入浴~買い出ししてパークにてバーベキュー&キャンプ~翌日午前中に再度体験走行~午後には余裕をもって帰宅といったプランも可能にします。
特にインバウンドは意識しませんが、1週間程度のロングステイも視野に入れます。
国際免許所持者には保険等の課題をクリアした上で湯布院観光ライディングも提案します。

❹電動バイクの販売とアフターフォロー

乗ってみたいの次のステップは所有することだと思います。そのために車両の販売店として契約することを目指します。

子供用の電動バイクは軽自動車でも、大人用の電動バイクはミニバン程度の普通車でも積載できます。
購入者は電動バイクを自動車に積載してパークへ来てもらい、常設コースで走行できるようにフォローします。

購入した方と未購入の方とのコラボツーリングやステップアップ講座、テクニカルスクールや模擬レース等のイベントを開催します。子供たちも同じようにスポーツ体験走行やライディングスクール、さまざまなお遊び企画を催してみんなで電動バイクを楽しめるパークにします。
また、定期的なテクニカルスクールでサスペンションセッティング・空気圧調整・タイヤ交換・消耗部品の交換等の基本的なメカニック作業も身に着けていただきます。

常設コースだけでは手狭になった場合は電動バイクをトランスポーターに積載して、より広い本格的なモトクロスコースへ一緒に遠征します。
購入してもひとりでは乗る機会が減っていくといったケースを考慮して、いつまでも関心が薄れないようにフォローします。

また、知名度を向上させるために電動バイクをトランスポーターに積載してオートバイ競技の練習場やサーキットで試乗会や展示会のイベントを開催します。お祭りや商業施設でのイベント参加も視野に入れ、パークへの誘客と車両販売のきっかけにします。

❺パーク整備により可能になるその他の構想

・全日本モトクロスのチャンピオン経験者によるライディングスクール、講演会
・スタッフとしてのモトクロス競技選手のセカンドキャリア支援
・広い敷地と静かな環境を活かした各種教室
・ドローンの操縦練習
・電気四輪自動車の試乗展示
・セニアカーの試乗展示

++++++++ メ モ ++++++++

初期費用(概算)

ハード面の整備
コンクリート張り替え
外壁塗装、水回り補修
トレーラーハウス移設、樹木移植
( 円)
電動バイクの導入
SUR-RON【Light Bee L1C】×3台 2,075,700円
SUR-RON【Light Bee L1J】×3台 1,343,100円
ヨツバモト【Meow 16-Ⅱ】×5台 548,900円
ヨツバモト【WOOF16】×5台 1,045,000円
移動用トランスポーターおよび安全機材の導入
ハイエーススーパーロング×1台 3,500,000円
クッションパッド×1式 ( 円)
パイロン×1式 ( 円)
ヘルメット・ガード類×1式 ( 円)
広告宣伝・防犯
予約機能付きウエブサイト×1式 1,000,000円
監視カメラシステム×1式 1,200,000円

利用料(案)

塚原パークライド
午前の部 10:00 〜 12:00
午後の部 13:00 〜 15:00
各8,000円
終日 10:00 〜 15:00 12,000円
※安全講習の座学とビギナー向けレッスンを含みます
※ヘルメット等ライディングギアのレンタルは別途
※スポーツ安全保険の事前加入は必須
湯布院観光ライディング
終日 10:00 〜 15:00 15,000円
体験試乗1時間 2,000円
※安全講習の座学とビギナー向けレッスンを含みます
※ヘルメット等ライディングギアのレンタルは別途
湯布院塚原キャンプライド
1泊2日 20,000円
塚原パークライド終日2回分を含みます
以降1日10,000円ずつ加算
※安全講習の座学とビギナー向けレッスンを含みます
※ライディングギアやキャンプ用品のレンタルは別途
※スポーツ安全保険の事前加入は必須
提携することで相互メリットがありそうな会社・団体
  • 九州モトクロスプロジェクト
    日本モーターサイクルスポーツ協会とつながりのある、九州でのモトクロスイベント開催等を運営する団体。
  • 九州モトランド連絡会《ウエブサイト
    入会することで自動的にスポーツ安全保険に加入となり、年間3,000円の保険料で九州・四国・中国地方のほとんどのモトクロス場で保険適用になる。
  • リブサル株式会社《ウエブサイト
    超小型電気自動車(四輪)を販売する大分市内の会社で、試乗コースが欲しいというニーズがある。
  • モトランド今市《ウエブサイトグーグルマップ
    大分県大分市今市(旧野津原町)にあるモトクロスコース。
  • 杵築オフロード村《ウエブサイトグーグルマップ
    大分県杵築市守江にあるモトクロスコース。